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カーネギーメロン大学のヘビ型ロボが泳ぎをマスター
カーネギーメロン大学(CMU)のロボット工学研究室では、ヘビ型ロボットがすっかり名物のようになっている。筆者が同校を訪れる度に、この生体模倣ロボットは新しいスキルを習得しているようだ。そして今週、その技に水泳が加わったことが、同校から発表された。 続きを読む
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遠隔地でも仮想空間でも釣りができる小型ロボット「TeleAngler」、ロボティクスのRe-alが2021年内販売へ
近い将来、自宅から遠く離れた海や川にいる魚を釣ることができるようになるかもしれない。ロボティクススタートアップのRe-alは2021年内に、小型の遠隔 / 仮想釣りロボット「TeleAngler(テレアングラー)」を販売する予定だ。現在も開発が進められているこのTeleAnglerには、リアルハプティクス(力触覚技術)を応用している。 続きを読む
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手術支援ロボットを手がけるMemicが約105億円の資金を調達
Memicは、ロボット支援手術プラットフォームの開発を手がけ、最近、米国食品医薬品局から販売承認を取得したスタートアップ企業だ。同社は米国時間4月12日、9600万ドル(約105億円)を調達してシリーズD投資ラウンドを完了したと発表した。 続きを読む
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全米ロボット週間の話題を振り返る、隠れたものを拾い上げる技術からSPACまで
ロボティクス週間おめでとう。とはいえ、2021年は愛する人と一緒に過ごせない人も多いはず。しかし、National Robotics Week(全米ロボット週間)組織は、4月3日から11日までの期間中、全米50州でたくさんのバーチャルイベントを開催した。 続きを読む
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新しいコンセプトのロボティクスに挑むRapid Roboticsが13.2億円調達
パンデミックの突発により、「社会生活の維持に必須の要員」に認定されなかった多数の労働者の出社が不可能になったことで広汎な産業でオートメーションへの関心が大きく高まったことは間違いない。 続きを読む
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屋内農業のAppHarvestが農業ロボット企業Root AIを買収
屋内農業企業のAppHarvestは今週、Root AIを買収したと発表した。Root AIはボストンを拠点とするロボット関連のスタートアップで、その使命は将来の親会社とほぼ一致している。 続きを読む
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「目についたら異常」などあいまいな官能検査も対応、ロビットが工業製品向け汎用型AI外観検査ロボを提供開始
AI技術をロボティクスに実装し社会課題の解決を進めるロビットは4月7日、自動車内装・外装部品をはじめ様々な工業製品における外観検査工程の自動化が可能な汎用型AI外観検査ロボット「TESRAY S」シリーズを開発し、提供を開始したと発表した。 続きを読む
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米海軍やデルタ航空の「着るロボット」を作る外骨格パワードスーツのSarcosがSPAC合併計画を発表
VCの世界がこのところSPACにとりつかれているのは周知の事実だが、Berkshire-Greyのような特筆すべき例外を除いて、ロボティクスにおいてはこの逆合併手法はこれまで大きな推進力にはなっていなかった。しかし米国時間4月6日朝、ユタ州に本拠を置くSarcos Roboticsは、Rotor Acquisition Corp.との合併によりSPACの時流に飛び乗る計画を発表した。 続きを読む
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倉庫から歩道まで、Amazonに対抗するロジスティックス実用ロボットの最新動向
現在、ロボティクス分野でホットなのは倉庫でのフルフィルメントをはじめとする物資移動業務だ。一歩先を行くAmazonに対し他のプレイヤーがどのようにして競争を挑んでいるか最新動向をまとめてみた。 続きを読む
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元Googleのエンジニアによる自動運転ロボットがマイアミで料理配達業務を開始
自動運転とロボット工学のスタートアップ企業Cartkenは、駐車場やコミュニティセンターを運営するスタートアップ企業のREEF Technologyと提携し、マイアミのダウンタウンの街路に自動運転の配達ロボットを導入すると発表した。今回の発表により、Cartkenは正式にステルスモードから脱却した。 続きを読む
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ボストン・ダイナミクスの次期商用ロボットは退屈な倉庫仕事をこなす「Stretch」
Boston Dynamics(ボストン・ダイナミクス)が、長い年月をかけてロボットの研究会社から、ハードウェアを製品化して販売する会社へと変遷してきた様子は、とても興味深いものだった。 続きを読む
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ヤマハがボーカロイド技術・自動作曲技術活用の歌って会話する歌ロボ「Charlie」を5月13日発売
ヤマハは、言葉をメロディーにのせて会話するコミュニケーションロボット「Charlie(チャーリー)」を5月13日に発売します。すでに公式Webサイトでの先行予約受付を開始しています。本体価格は2万4800円(税込、以下同)で、別途、月額使用料の490円がかかります。 続きを読む
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小さな銀粉がソフトロボティクスの伝導性を向上させるとカーネギーメロン大学
柔らかい素材で作られたロボットは硬い素材のロボットに比べて、柔軟性や耐久性に優れているが、電気的な接続性に問題がある場合が多い。そして多くの場合、水や空気で満たされたブラダーが動きを助けるために使用される。カーネギーメロン大学の新しい研究によると、ハイドロゲルのような柔らかい素材ではその即応性を損なうことなく、導電率を高めることができるという。 続きを読む
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MSCHFがSpotにリモコン式ペイントボール銃搭載、ボストン・ダイナミクスは嫌な顔
筆者はSpotをさまざまな設定で操作したことがある。数年前に開催されたTechCrunchのロボティクスイベントで初めてSpotを操る機会があり、Boston Dynamics(ボストン・ダイナミクス)本社の障害物コースでSpotを走り回らせた。つい最近は、新しいリモートインターフェイスのテストとして、ウェブブラウザでSpotを操作した。 しかし最近実施されたテスト走行はこれとは話が違う。ボストン・ダイナミクスから正式に認可を受けたものではなかったことが、1つの理由として挙げられる。もちろん、この高度に洗練された四足歩行ロボットはしばらく… 続きを読む
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フォードとロボットの関わりについて責任者に聞く、最近のロボット関連ニュースまとめ
Fordは米国時間3月16日、7500万ドル(約81億7000万円)を投じてミシガン大学アナーバー校に新設した施設に、約100人の研究者やエンジニアを配置すると発表した。この件に関して、まだどこにも掲載していないインタビューをお届けしたいと思う。 続きを読む
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ロボット安全ソフトやサイバーセキュリティ対策に力を入れるFortが14.2億円を調達
米国時間3月18日、Fort Roboticsは1300万ドル(約14億2000万円)の資金調達を発表した。同社は、協働ロボットやその他の自律システムの安全ソフトウェアに力を入れている。 続きを読む
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人機一体、JR西日本、日本信号が汎用人型重機「空間重作業人機」開発プロジェクト開始
立命館大学発ベンチャーの人機一体、西日本旅客鉄道(JR西日本)、日本信号の3社は3月18日、人機一体社のビジネスモデル「人機プラットフォーム」のひとつ「空間重作業人機社会実装プラットフォーム」において、先端ロボット工学技術に基づく高所重作業対応の汎用人型重機「空間重作業人機」の社会実装に向けた開発プロジェクトを4月より開始すると発表した。 続きを読む
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フォードがロボティクス研究でミシガン大学に研究者やエンジニアら100人を配置
Ford Motor Companyはミシガン大学アナーバーキャンパスのロボティクスとモビリティのための7500万ドル(約81億7400万円)の新施設に研究者とエンジニア100人を配置する。 続きを読む
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外骨格と義肢の環境適応をカメラとAIで支援する研究
カナダのウォータールー大学の研究者たちは、カメラとAI(人工知能)を活用して、より自然な人間の動きを実現する義肢と外骨格の研究を紹介している。ExoNetプロジェクトでは、ウェアラブルカメラで撮影した映像をディープラーニングAIで処理することで、人間が環境に適応して動きを調整する能力を模倣する。 続きを読む
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外科手術とフードデリバリー、海図作成そして帰ってきた愛すべき友、ロボティクスの近況
この2021年3月第2週に起きた一連のロボティクス投資は実に多様だ。つまり今週の調達ラウンドはあらゆる分野にわたっているということであり、ロボティクス投資全体にとって健康の証だ。VCはさまざまな分野にわたるオートメーションに関してかなり強気のようだ。 続きを読む