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若いうちにマネジメントではなく自分で手を動かして経験値を高めたかった

タイミーに聞くスタートアップへの転職(1)

「CAREERS TechCrunch Japan」は、スタートアップ企業への転職を考えているユーザーに向けた特別企画。創業メンバーではなく、スタートアップへの転職を経験した人物に直接取材し、転職を考えた理由からスタートアップで働くことの意義や楽しさをじっくり聞いていく。第2回のゲストは、タイミーでデータアナリティクスマネージャーを務める古賀元樹氏。

連載:タイミーに聞くスタートアップへの転職

古賀 元樹
株式会社タイミー データアナリティクスマネージャー

1987年生まれ、福岡県出身。趣味は料理と麻雀。

大学院卒業後、新卒で野村総合研究所に就職。情報分析とそれにともなうシステム構築などを経験。その後、製薬ベンチャーにて、データ分析やiOSアプリ、ウェブシステムの開発業務を経験。2019年にタイミーに正式にジョインし、現在はマーケティングとデータ分析を担当。タイミーには若いメンバーが多いので、若いメンバーの成長に負けないように、日々切磋琢磨して自身も成長していきたいと思っている。

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株式会社 タイミー 時間とテクノロジーを軸としたワークシェアリングサービス『Taimee(タイミー)』で急成長

タイミーは、2017年設立のスタートアップ。面接不要で空いた時間にすぐ働けるサービスを提供している。昨年11月にTechCrunch Japanが主催したTechCrunch Tokyo 2018のピッチイベント「スタートアップバトル」でファイナリストにも選ばれた企業だ。

人手が足りない飲食店などと、空いた時間を有効活用したい人たちをマッチングするサービスで、店舗ごとの求人に応募したり、採用面接を受けたりする必要はない。アプリに空いた時間を入力するだけで数多くの候補から「今ヒマな時間」に働ける場所を探せるのが特徴だ。すでに1000店舗以上に導入されており、その約8割が飲食店だという。

1月10日には、サイバーエージェント、エン・ジャパン、オリエントコーポレーション、セブン銀行、西武しんきんキャピタル、名称非公開の上場会社ならびに個人投資家2名から計3億円を調達。ちなみにサイバーエージェントについては、2014年秋に凍結していた「藤田ファンド」を再開し、再開後の投資1号案件がタイミーとなった。

直近では、引越トラックの空き時間や空きスペースを有効活用する「Hi!MOVE」のサービスを運営するグライドとの業務提携を発表。引越し会社が人手が必要な日時を「Hi!MOVE」のプラットフォームに登録 → Hi!MOVEが引越し会社に代わって募集内容を「タイミー」へ登録・手配 → タイミーがスタッフ募集のプラットフォームを提供、という流れで人員を集められるようになる。

2019年中には「旅行」とタイミーをかけ合わせたサービスを公開予定だというタイミー。古賀氏はそんな同社に2018年11月に転職してきた。

古賀氏は大学院卒で野村総研に入社。同社では3年ほど在籍し、数億円規模のプロジェクトにも参画し、多数のステークホルダーを相手に活躍していたそうだ。他社ではなかなかできないような仕事を多数手がけたという。そんな彼がなぜ同社を辞めることになったのか。

「スタッフの管理や他部署との連携といったマネジメント業務を若いうちから任されることに疑問を抱くようになった」という。「先輩を見ていると、5年後、10年後の自分はこうなるんだろうなと容易に想像できました。仕事にはやりがいは感じていましたが、吸収力やモチベーションの高い20代のうちに自分が手を動かして経験を積みたいと考えるようになった」そうだ。

在籍から3年が経過したころからその想いは強くなり、転職を決意するようになる。「自分の力を試したいという気持ちが強かったので、最初からスタートアップへの転職を考えていました」と古賀氏。その後、プライベートで参加していたグループのメンバーからの誘いで、社員5名ほどの製薬ベンチャーへの転職を果たすことになる。

製薬ベンチャーでは、古賀氏のほか年長のエンジニアの2人でデータ解析などを担当したそうだ。ここでは個人として手を動かして経験を積むという、古賀氏がやりたいことを実現できたそうだ。「2人しかいないのでさまざまな経験を積めた」と古賀氏。しかし、「経営者の方や年長のエンジニアの方は40歳以上で家庭もあり、20代の自分とは仕事のサイクルが合わないこともあった」と振り返る。

古賀氏はこの製薬ベンチャーで2年ほど働いたが、個人的な事情で実家に戻らなければならなくなり、超遠距離通勤となることからやむを得ず退職することになる。そして再び上京したときに出合ったのがタイミーだったそうだ。これが2018年11月ごろのこと。

「実は、面接なしで即働けるというタイミーのようなサービスを自分自身でも考えていました。このアイデアを基に起業も視野に入れていたのですが、いろいろ調べてみるとタイミーがすでに事業化していた。しかも社長は現役の大学生と知って、いまから類似のサービスを展開するよりも、一緒にタイミーを作っていた方が楽しいと感じた」と古賀氏。

前述のようにタイミーは、昨年11月に開催されたTechCrunch Japan主催のTechCrunch Tokyo 2018で、スタートアップバトルのファイナリストに選出されたが、実は入社前の古賀氏も会場にいたそうだ。「入社前でしたが、代表取締役の小川に声をかけられて参加しました」とのこと。その後、小川氏がTwitterで募集したエンジニアとの温泉旅行などを経てタイミーの事業やビジョンなどを深く知るようになり、入社を決意したという。

タイミーでは、データアナリティクスマネージャーを務めているが「転職後はやることが尽きないので楽しい」とのこと。同社は店舗とアルバイトとのマッチングデータを基にダイナミックプライジングの導入を進めており、どの時間帯にどのぐらいの時給なら人が集まるかなどを古賀氏のチームが常に分析している。「大手企業では既存のやり方をある程度踏襲する必要がありますが、スタートアップは何もないゼロから生み出す必要がある点にやりがいを感じる」と古賀氏。

タイミーは小川氏を中心に20代前半のスタッフが大半を占めるが、古賀氏のほかにも人事・総務系で経験値を積んだ人材も採用。小川氏によると、今後も積極的に経験値の高い人材を採用していくそうだ。次回は、タイミーがどういった人材の採用を考えているかを、代表取締役の小川嶺氏も交えて聞いていく。

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