天文学(用語)
天文学に関する記事一覧
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豪大学ジョイントベンチャーICRARがはくちょう座X-1は予測より大質量と報告、ブラックホール形成の常識覆す可能性も
1964年に人類が初めてに発見したブラックホール、はくちょう座X-1が、実はこれまで信じられていたよりもはるかに巨大であるとの研究結果が発表されました。これにより天文学者たちはブラックホールの形成と成長のしかたを再考しなければならないかもしれません。 続きを読む
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天文、気象学に多大な功績を残したアレシボ電波望遠鏡が57年間の活躍を終え解体へ、「007 ゴールデンアイ」にも登場
プエルトリコに建設され、57年間、学会に計り知れない功績を残し、大衆文化においてもその地位を確立したあの有名なアレシボ電波望遠鏡は、ここ数カ月の間に修復不可能なダメージを受け、解体されることになった。 続きを読む
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中国が火星軌道周回機と探査車ミッションを7月に打ち上げ
中国の現在の宇宙開発計画によると、7月に火星探査ミッションを打ち上げる予定だ。これには火星を探査するための軌道周回機と、地表探査のための遠隔操作ロボット探査車が含まれる。一方アメリカも、火星でのロボット探査車ミッションを計画しており、火星へと最も効率的に飛行できる今年の夏に打ち上げられる予定になっている。 続きを読む
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毒針を持つアカエイにヒントを得た航空機が金星の大気を調べる
NASAの次の金星探査では、バッファロー大学(University of Buffalo、UB)が設計した、アカエイのように後尾に針のあるロボットが大気のサンプリングを行う。 続きを読む
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SpaceXがNASAと契約してブラックホールや中性子星を調査する宇宙船を打ち上げ
SpaceXがNASAからの受注で、画像作成X線偏光測定探査船(Imaging X-ray Polarimetry Explorer、IXPE)を打ち上げることになった。 続きを読む
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初めてのブラックホールの画像を作ったアルゴリズムはMITの院生Katie Boumanの指揮で開発された
ブラックホールの画像の作成を初めて可能にしたアルゴリズムの開発を指揮したのは、当時まだMITの大学院生だったコンピューターサイエンティストのKatie Bouman氏だ。 続きを読む
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史上初めて捉えられたブラックホールの画像、地球から5500万光年
地球から5500万光年離れた乙女座銀河団に位置する「Messier 87」銀河の内部のブラックホールが撮影された。このようにブラックホールが撮影されたのは、史上初めてだ。 続きを読む
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銀河系外からの高速電波バースト(FRB)が多数発見される
新しい「宇宙パズル」が現れるたびに、われわれは期待に胸を膨らませてしまう。しかし、それが地球外生命体からのメッセージやリングワールドでないからといって、科学的興味の対象でないという意味ではない。 続きを読む
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ホーキングのブラックホールに関する最終論文がオンライン公開された
スティーヴン・ホーキングは今年76歳で死去したが、彼の驚くべき知性の科学界への貢献はまだ終わっていない。著名な物理学者の最終論文がオンラインで誰にでも読めるように公開され、博士の輝かしい経歴を明らかにした物質界の謎を振り返ることができる。 続きを読む
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新惑星の発見に貢献したNASA/Googleの機械学習システムAstroNetをあなたも利用できる
おぼえておられると思うが、昨年12月に、NasaのデータとGoogle Brainの脳力を利用する機械学習により、二つの新しい惑星が見つかった。あなたがそれと同じことをやってみたいなら、そのシステムを作ったチームが今日(米国時間3/8)、その天文学的偉業の達成に使われた、AstroNetと呼ばれるプログラムのコードをリリースしたから、試してみたらどうだろう。 続きを読む
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パソコン原始時代の名機Altairが現代にタイムワープしてきたAltairduino
Altair革命を懐かしく思い出す方は本誌読者の中にはおられないと思うが、われわれのような元祖コンピューターおたくは、あのころのクールな原始的コンピューターを思い出の中で美化せずにはいられない。1975年の1月にあの不思議な8800チップと対話するために売られたAltairは、キーボードもマウスもスクリーンもないのに、初めてのホームコンピューターとして使えた。元祖おたくにとって、それは天国だった。 そして今や、Altairのレプリカが売られている。 続きを読む
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地球の比較的近くに人が住めそうな惑星が見つかった、そこまでの距離は11光年
火星のことは忘れましょう。わずか11光年先に、地球ぐらいの大きさで、居住できるかもしれない惑星が見つかったのです。 Ross 128bと呼ばれるその惑星は、推定年齢70億歳の、生命にやさしい赤色矮星のまわりを周回している。 赤色矮星は銀河系でいちばんありふれた星で、知られている星の約70%を占め、その周回軌道上には水のある惑星がありえる、と言われている。つまりそれらの惑星には大気があり、生命をサポートしているかもしれない。 続きを読む
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バーチャル望遠鏡サービスのSlooh、日食に向けて準備完了
コネチカット州のSloohという会社は、世界中に設置された数十台の望遠鏡のいずれかを使って簡単に(そして今は無料で)夜空を見ることのできるサービスだ。ログインして望遠鏡を選ぶだけで使える。自分で望遠鏡を制御して様々な宇宙空間を見ることもできるし、プロの天文学者に任せてただ宇宙の旅を楽しむこともできる。Sloohユーザーは、宇宙をのぞき込みながら発見したものをシェアすることもできる。 続きを読む
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Mystery ScienceとGoogleがパートナーして小学生に日食眼鏡を配布
洞窟で原始人スタイルの生活をしている人以外は、みんな知ってると思うけど、8月21日には日食がある。日食(皆既日食)がアメリカを横断するのは1918年以来初めてで、2045年まではこれが最後だ。だからたくさんの人たちが、当然のように興奮している。そしてもちろん、アメリカじゅうの先生たちが、子どもたちにこれをうまく教えようと準備している。しかしその授業のためには、日食眼鏡(eclipse glass, 日食グラス)がどうしても必要だ。子どもたちが太陽を直視して目を負傷することは、絶対に防がなければならないからね。 続きを読む
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パンスターズ計画、5年間2ペタバイトの巨大宇宙観測データを公開
パンスターズ(Pan-STARRS)計画で5年間にわたりハワイ、マウイ島のマアナケア山頂天体観測から撮影した50万枚の画像によって、天文学者は新たに強力なデータ資源を得た。今日(米国時間12/19)一般公開された2ペタバイト(2 x 10^15)のデータは、天空の3/4を網羅し、恒星、星雲、小惑星等数十億個の天体を写し出す。 続きを読む
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この星団から送られてくる信号は「おそらく地球外知的生命体」と科学者らが主張
“Astronomical Society of the Pacific” 誌に寄稿した科学者らは、ある星団から送られてくる特異な信号を発見し、それは「おそらく地球外知的生命体から」であると言っている。その信号は、「以前の論文が予言した形状と正確に一致しているため、この[地球外知的生命体]仮説を裏付けている」。 続きを読む