biology

  • HP、薬品を「プリント」して抗生物質試験をスピードアップ

    HP、薬品を「プリント」して抗生物質試験をスピードアップ

    米国では毎年少なくとも200万人が「スーパーバグ」と呼ばれる耐性菌に感染し、2万3000人以上がこの感染が直接原因で死亡していると疾病対策センター(CDC)は伝えている。そこでHPのバイオハッカー技術チームはCDCと協力して、抗生物質を「プリント」するバイロットプログラムに取り組み、抗菌薬耐性をもつ菌の蔓延を防ごうとしている。 続きを読む

  • 生物学を3Dで視覚化する強力なツールAllen Integrated Cellで感動しよう

    生物学を3Dで視覚化する強力なツールAllen Integrated Cellで感動しよう

    細胞ってどんな形をしているのだろう? 絵を描(か)けと言われたらたぶん誰もが、中央に卵黄のある目玉焼きのようなものを描き、リボゾームを二本ぐらい添えるだろう。凝り性の人なら、さらに小胞体をざっと描くかもしれない。でも本物の細胞はそれよりもずっと複雑で、しかももちろん立体だ。そして細胞を実際に体(からだ)にあるとおりに、誰もが視覚化できるツールが、ここでご紹介するAllen Integrated Cellだ。 続きを読む

  • 精子の動きを再現するCGアニメが生物学の進歩にも貢献した

    精子の動きを再現するCGアニメが生物学の進歩にも貢献した

    精子が動きまわる短編3Dアニメが、精子のかつてなかったほど詳細なモデルとして、大きな科学的価値を持つことになった。あの中で一体何が起きているのか、前から関心があった方にも、たいへん参考になるだろう。 ハーバード大学Wyss研究所のDon Ingberが、生物学的過程を原子のレベルで正確に視覚化したい、と考えた。呼吸でも視覚でもなんでも、きわめて複雑な過程だが、でも、精子が卵子に殺到して、自分を卵子に埋没させていく過程は、単純かつ、彼の制作努力に見合うほど十分にドラマチックだろう。 続きを読む

  • CRISPR-Cas9ゲノム編集でマウスのHIVウィルス除去に成功

    CRISPR-Cas9ゲノム編集でマウスのHIVウィルス除去に成功

    AIDS撲滅の重要な突破口が開かれた。CRISPR-Cas9という技術を用いてマウスの細胞からHIVウィルスを除去する方法を研究チームが発見した。 続きを読む

  • 23andMeにパーキンソン病など10種類の遺伝子リスク情報の提供がやっと許可された

    23andMeにパーキンソン病など10種類の遺伝子リスク情報の提供がやっと許可された

    米食品医薬品局(Food and Drug Administration, FDA)が今日(米国時間4/6)23andMeに、一般消費者に対して有料で行った遺伝子テストの結果として、10種類の疾病(下表)のリスクは報告してもよい、と決定した。その中には、後発性アルツハイマー病とパーキンソン病も含まれる。 続きを読む

  • ホウレンソウの葉が血管網の生成を助けるなど再生医療で大活躍

    ホウレンソウの葉が血管網の生成を助けるなど再生医療で大活躍

    あなたがサラダは健康にいいと思っているまさにそのときに、ウースター工科大学の研究者たちは、脱細胞したホウレンソウの葉で、医師が器官を再生するときに必要とする血管網を作れることを発見した。このプロジェクトを専門誌Biomaterialsが特集しており、現状はまだ概念実証の段階だが、その真価は、別のもので前にあった血管系を代行できることを証明した点にある。 続きを読む

  • この小さなワイヤレス水分センサーが熱中症を予妨する

    この小さなワイヤレス水分センサーが熱中症を予妨する

    ノースカロライナ州立大学の研究員らが、ウェアラブルなワイヤレス水分センサーを作った。胸に貼ったパッチや手首に巻いた装置で、喉の乾き具合を知ることができる。 続きを読む

  • 糖尿病患者の健康状態を常時チェックして警報をスマホに送るSiren Careの“スマートソックス”

    糖尿病患者の健康状態を常時チェックして警報をスマホに送るSiren Careの“スマートソックス”

    糖尿病の健康チェックサービスSiren Careが、糖尿病患者が温度センサーで炎症や傷害を、リアルタイムで検出する、スマートソックス(靴下)を作った。 協同ファウンダーのRan Maは、ノースウェスタン大学にいるときに傷めた背中の皮膚を回復するため、バイオマスを育てていたとき、糖尿病患者の足の処置について勉強を始め、怪我を調べたり防ぐためにウェアラブルを作ることを思いついた。 続きを読む

  • ゲノム配列を読んで、しかも謝礼が貰える遺伝解析スタートアップGenos

    ゲノム配列を読んで、しかも謝礼が貰える遺伝解析スタートアップGenos

    最初のヒトゲノム配列の決定には、驚異の27億ドルがかかった。しかも、遺伝子疾患に関してそれが飛躍的な進展につながる兆しもなかった。幸いに、それ以来ゲノム配列決定のコストは劇的に低下し、新しいタイプの消費者向けの遺伝子解析スタートアップが登場し、個人のDNA二重鎖配列を詳細に決定する業務を請け負うようになる。Genosはそのようなスタートアップの一つで、次世代シークエンシング技術を使い、個人の遺伝情報の詳細を明らかにし、クラウドソーシングによって集めた遺伝マップを研究者に提供することにより遺伝子疾患の原因解明に寄与することを目的とする。… 続きを読む

  • 九州大学の研究グループがマウスの皮膚細胞からマウスの赤ちゃんを作った

    九州大学の研究グループがマウスの皮膚細胞からマウスの赤ちゃんを作った

    【抄訳】 日本の九州大学の研究グループが、マウスの皮膚の細胞を、卵細胞を使わずに、赤ちゃんマウスにすることに成功した。 その技術は、卵子に精子を受精させる通常の方法ではなく、発生に必要な染色体ペアにより細胞を成長させる方法を使っている。 続きを読む

  • 遺伝子検査の23andMe、人種の多様性を反映させた遺伝情報の収集を計画

    遺伝子検査の23andMe、人種の多様性を反映させた遺伝情報の収集を計画

    消費者向け遺伝子検査の先駆けである23andMeは、世界中の多様な遺伝データを積極的に収集し、その領域でトップを目指すと発表した。同社は本日、系統解析サービスを単独のサービスとして99ドルでリリース、自分の遺伝的出自に興味を持つ人たちは、試験管に唾を吐くだけで自らの祖先や親戚をたどることが出来るようになる。 続きを読む

  • 海の魚を全部3Dスキャンする、教授のあくなき探求

    海の魚を全部3Dスキャンする、教授のあくなき探求

    もし、mottled sculpin(カジカの一種)がどんな魚かを知りたければ、ネットでいくらでも写真を見ることができる。しかし、それで物見高い干潟マニアを満足させられたとしても、目利きの魚類学者の要求はそれに留まらない。ワシントン大学の教授が、海の魚 ― あらゆる魚の〈種〉だが ― をフル3Dスキャンしているのはそれが理由だ。 続きを読む