keen-on

  • 次のイノベーションの主役はナノテクだ: Nanotronics Imaging CEO Matthew Putmanインタビュー

    ナノテクノロジの企業を創るには、Matthew Putmanのような天才的学際人こそがふさわしいに違いない。すぐれたミュージシャンであり、科学研究者であり、大学教授であり、そして演劇のプロデューサでもあるPutmanの、最新のテク系スタートアップNanotronics Imagingは、ニューヨークのブルックリンに本社を置くナノテクノロジの先進的企業で、Peter Thielのような著名な投資家が投資家および取締役として名を連ねている。 続きを読む

  • タクシー業界が反論: Uberの車はタクシーよりも危険だ

    ロサンゼルスのタクシー会社Yellow CabのゼネラルマネージャBill Rouseによると、Uberの車に乗ることは、ふつうのタクシーに比べて危険である。ドライバーが犯罪者であることもあるし、実際にロサンゼルスのUberの初期のドライバーにはそんな人物が何人かいた、と彼は言う。このことと並んで問題なのが、Rouseによれば、Uberとふつうのタクシーとでは、保険に大きな違いがあること。昨年の大晦日に起きた6歳の少女Sophia Liuの死亡事故のような悲劇的な事例*がありうるので、一般消費者は不安を感じている、と彼は言う。〔*: 横断歩道… 続きを読む

  • 女の子たちは世間のみんなよりも3年進んでいると主張するIridescent, 今年は世界中の女子高校生を集めてハッカソンを

    Tara Chklovskiが創ってCEOを務めるIridescentは、Googleが投資している一風変わった非営利事業で、若い女性によるテクノロジのイノベーションを支援する。この種の事業としては世界最大で、現在は3157名の女性たちが参加している。彼女らの国籍は、イエメン、ブラジル、インド、ナイジェリアなど45か国にわたる。Chklovski曰く、彼女らのチャレンジは、伝統的な文化のステレオタイプを超えて考えることだ。 Chklovskiによると、“女子は男子や大人たちよりも3年先を行っている”。 続きを読む

  • Keen On:今やイノベーションの破壊力は悪夢のレベル―話題の新刊Big Bang Disruptionの著者インタビュー

    Keen On:今やイノベーションの破壊力は悪夢のレベル―話題の新刊Big Bang Disruptionの著者インタビュー

    2年ほど前に私はハーバード・ビジネス・スクールの教授、クレイトン・クリステンセンをこの番組に迎えてかの有名なイノベーションのジレンマについてインタビューした。「イノベーターは自らのイノベーションの虜となって次のイノベーションに遅れる」というのがクリステンセンの理論だが、今度はその理論自身がAccentureのシニア・フェローLarry Downesとリサーチ責任者のPaul Nunesの新著Big Bang Disruption: Strategy in an Age of Devastating Innovation〔ビッグバン・ディスラプション:破壊的… 続きを読む

  • Keen On―『第二の機械時代(The Second Machine Age)』の著者にデジタル経済が進展する中での人間の役割を聞く

    Andrew McAfeeとErik Brynjolfssonの共著によるデジタル経済についての新しい本、The Second Machine Age: Work, Progress and Prosperity In a Time of Brilliant Technologiesが出版された。 本書は人工知能、3Dプリンティング、モノのインターネットなどデジタル・テクノロジーの目覚ましい進歩にともなって経済の仕組みと人間の役割はどう変化していくのかを本格的に論じた初の著作といってよいだろう。 McAfeeとBrynjolfssonはわれわれが驚くべき進歩の時代に生… 続きを読む

  • クラウドファンディングは資本主義を変える: Indiegogo CEO Slava Rubinインタビュー

    それはまさに、ソーシャルメディアの功徳とされる“予期せぬ出会い”(serendipity)というやつだった。ぼくはそのとき、CESの会場となったラスベガスのVenetianホテルの地階にいて、単純に自分の仕事のことを考えていた。そしてそのときだ。ぼくはIndiegogoの協同ファウンダでCEOのSlava Rubinにばったり出くわした。こんな、宝物のような機会を見逃す手はない。そばには、Indiegogoで最近成功したAirtameのプロダクトデベロッパMarius Klausen がいて、自発的にカメラマンになっ… 続きを読む

  • Keen on…イノベーション:シリコンバレーは魔力を失いつつあるのか?

    おそらく、そのFacebookに関する決定版著書でもっともよく知られるデビッド・カークパトリックは、テクノロジー界でもっとも鋭敏で知識豊富なライターの一人だ。現在彼はメディア・スタートアップ、Techonomyを運営し、デトロイトとツーソンで行われる年次カンファレンスを通じて、テクノロジー革新が広く経済に与える影響に焦点を合わせている。 続きを読む

  • Kickstarterは資本のATM: テレビ番組“お金の未来”を作ったHeather Schlegelインタビュー

    Kickstarterは資本のATM: テレビ番組“お金の未来”を作ったHeather Schlegelインタビュー

    Kickstarterで37000ドルあまりの資金を集めて、お金の未来に関するテレビ番組を作ったHeather Schlegelは、社会についても、経済についても、彼女ならではの視点を持っている。Kickstarterを使ったことについては、“自分の言葉を試してみたのよ”、と言う。彼女は自分のテレビ番組に資金を提供したこの仕組みのことを、“社会的資本を引き出すためのATM”、というおもしろい呼び方をしているが、それが本当に資本のATMか、自分で試してみたのだ。 続きを読む

  • AOLのテクノロジーについての短編ビデオが大ヒット、再生850万回を記録 (Keen On)

    ウェビー賞のファウンダーで映画監督、プロデューサーのTiffany ShlainがAOLのために製作した短編ビデオ・シリーズが大ヒット中だ。The Future Starts Here(未来はここから始まる)と題されたテクノロジーについての啓蒙ビデオは短期間に850万回も再生されている。 続きを読む

  • 新刊「Apple対Google戦争」の著者に聞く―2500億ドル市場をめぐる死闘の記録

    ノンフィクション作家のFred Vogelsteinによれば、シリコンバレーの2超大国、GoogleとAppleは2500億ドルに上るコンテンツ市場の支配権を巡って戦争状態にある。新刊Dogfight: How Apple and Google Went to War and Started a Revolution〔ドッグファイト―AppleとGoogleはどのように戦争を始め、革命を起こしつつあるのか〕で、VogelsteinはAndroidとiOSをめぐる巨人の戦いは将来われわれがデジタル・コンテンツを消費するプラットフォームを決定するものになるという… 続きを読む

  • 果たして「ソーシャル・ネットワーク」が生まれたのはいつか? 2000年前だと主張する人もあり

    ソーシャルメディアはいつからあるのだろうか。2004年2月、すなわちFacebookの誕生を歴史の始まりとするのが妥当だろうか。あるいは2002年のFriendster設立まで遡って考えるべきだろうか。あるいは、デジタル世界では創世記なみの昔になるのかもしれないが、1997年にまで時計の針を戻すのが適切だと考える人もいるかもしれない。すなわちReid HoffmanがSocialNetというサイトを開設した年だ。 続きを読む

  • ノーラン・ブッシュネル:次のスティーブ・ジョブズの探し方

    シリコンバレーに彼以上の伝説的人物はいない。Nolan BushnellはAtariの共同ファウンダーとしてスティーブ・ジョブズに最初の技術職を与え、Appleの1/3を5万ドルで買う提案を蹴った人物だ。Bushnellの新著、Finding The Next Steve Jobs[次のスティーブ・ジョブズを探せ]は、「変なこと」をして世界を変えられる「ひねくれた」人物を企業が探すのを手伝うために書いた、と彼は言う。 続きを読む

  • Facebookで大いなる成長を経験したAli Rosenthal。MessageMe参画の理由とは?

    Ali Rosenthalは2006年初頭にFacebookに入社している。当時の従業員数は50名で、ユーザー数は400万人だった。そして2011年に退社することとなったが、そのときには従業員3500人、ユーザー数は10億人になろうとしていた。彼女はビジネス創設チームの一員として、モバイル分野でのサービス拡充に努めた。10万人程度だったモバイルユーザーは、退社時には2億5000万人にも拡大していた。ちなみに退社時にはモバイルビジネス開発部門のトップを務めていた。 続きを読む

  • Keen On…将来のビジネスは体験の提供がすべて―WTF:What Is The Future Of Business? の著者、Brian Solisインタビュー

    シリコンバレーでもっとも切れるアナリストの一人として知られるAltimeter GroupのBrian Solisが、TwitterやFacebookへの投稿とは比べ物にならない長い文章を書いた。Solisは「デジタル・ビジネスの本質は共有された体験だ」と主張する。 共有された体験? WTF(そりゃ一体何だ)? 続きを読む

  • 2012年大統領選はデータ分析を踏まえた情報戦だった…共和党にその認識はなかった

    ベルトウェイ(Beltway)はつねにシリコンバレーより遅れてる、なんて言うやつは誰だ? Barack Obamaの2012年大統領選を書いたベストセラーThe Center Holds: Obama and his Enemies〔仮訳: 「中枢的データ力: オバマと彼の敵を分かつもの」)の著者でベテランの政治ジャーナリストJonathan Alterは、The Caveの強力な情報力について書いている。The Cave(洞穴)は、オバマのデジタル戦略の中枢で、その詳細は知られていない。このデジタル中枢を指揮するのが、大統領選のCAO(Chief Analy… 続きを読む

  • シリコンバレー独占から全国複数化へ向かうアメリカのイノベーション拠点

    シリコンバレーは、今でもイノベーションで世界をリードしているか? Gary Shapiroによれば、答はイエスだ。長年、Consumer Electronics Association(CEA, 消費者電子製品協会) のCEOで理事長、そして最新のベストセラーNinja Innovation: The 10 Killer Strategies of the World’s Most Successful Businesses(忍者イノベーション: 世界的な成功企業の経営極意10条)の著者であるShapiro…彼はデトロイトに住んでワシントンDCで仕事をして… 続きを読む

  • スティーブン・ウルフラム:「地球上で最も定量化された人物」の告白

    Stephen Wolframは、Wolfram Researchのファウンダー・CEOであり、テクノロジー界で最も賢く最も興味深い人物であると言ってもよい。20歳の時にカリフォルニア工科大学で理論物理学博士を取得し、マッカーサー「ジニアス」フェローシップを最年少で授与された。MathematicaおよびWolfram Alphaを発明した。Wolframの人生は、世界中の知識を取り込み体系化することに捧げられている。 続きを読む

  • Googleの制御に失敗したら明日のスタートアップはない–かつてMicrosoftに勝ったGary Rebackが警告

    各方面から絶賛されているシリコンバレーの反トラスト専門弁護士Gary Rebackを、根っからのアンチGoogle人間だと非難するとしたら、それは筋違いだ。そもそも、90年代に、Googleの大敵Microsoftを訴訟する合衆国政府の取り組みを、先頭に立ってリードしたのが彼だ。それがテクノロジ業界/産業にその後もたらした効果は計り知れないほど大きく、Larry PageやSergey Brinのようなスタートアップの起業家たちがRedmondの巨鯨と対等に戦うことができたのも、その訴訟があったればこそだ。しかし今や、Rebackによれば、… 続きを読む

  • 3D視覚化に大きく賭けるIntel, デバイスへの進出は吉か凶か

    Intelは、IBMなどと並んで、珍しいテク企業だ。同社は、大きな技術革新の大波が押し寄せるたびに、社容を一新している。だから、今という、ポストPCでネットワーキングの時代にIntelは、自分をどう定義するのだろう。同社CIOのKim Stevensonによると、Intelは“コンピューティング企業”であり、今は“スタートアップ的”になろうと努力している。その中で、Stevensonがまだ“処女地である”と信ずる破壊的革新の分野が、3Dの視覚化アプリケーションだ…ビ… 続きを読む

  • 新刊『シリコンバレーの秘密:世界のイノベーションの中心からわれわれが学べること』の著者に聞く

    われわれの秘密がついに暴露された。今日(米国時間4/2)、デボラ・ペリー・ピシオーネ(Deborah Perry Piscione) による期待の新刊 シリコンバレーの秘密:世界のイノベーションの中心からわれわれが学べること(Secrets of Silicon Valley: What EveryoneCan Learn From The Innovation Capital Of The World)が出版された。ピシオーネによれば、シリコンバレーの強さの本当の秘密は、ハイアラーキーによる硬直した上下関係のなさにあるという。 ニューヨークが貪欲と権力によって動かさ… 続きを読む