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Microsoft翻訳が新AIアルゴリズムでオフライン化――サードパーティーのデベロッパーも利用可能
外国に旅行するとき自動翻訳アプリをインストールしていく人は多いだろう。しかしいざというときにインターネット接続がなかったら? 旅行先ではありがちだ。たいていの翻訳アプリはオフラインでも作動する。しかし高度な、ということはつまり処理量の大きいクラウド上の機械学習アルゴリズムを利用することができない。これまではMicrosoft Translatorもその例にもれなかった。 続きを読む
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Microsoftのデータ保護問題に決着――米最高裁、 CLOUD法成立により過去のデータ提出命令を無効と決定
ユーザーデータの保護をめぐってアメリカ政府とMicrosoftの間で長く続いていた法的紛争が終結した。最近CLOUD法が成立したことを受け、アメリカ最高裁はMicrosoftとアメリカ政府の紛争を無意味になったとして退けた (PDF) 。Microsoftは今後はCLOUD法に基づくデータ開示命令に従い、アイルランドのサーバーに保存されたユーザー・データを合衆国政府に引き渡すことになる。 続きを読む
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Windows 10がYubicoのSecurity Keyでパスワード不要のログインをサポート
先週、パソコンなどのUSBポートに接続する人気の高い認証用ドングルYubiKeyを作っているYubicoが、同社の20ドルのSecurity Keyが、認証技術の新しいスタンダードFIDO2/WebAuthnをサポートする、と発表した。発表の中で同社は、FIDO2はパスワードの終焉の先駆けになるかもしれないと述べ、さらに、MicrosoftもWindows 10とAzure Active DirectoryのユーザーにYubico Security Keyをサポートすることによって、このスタンダードを強く推していく、とも述べた。 続きを読む
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Microsoftが新しいIoTサービスのために独自のLinuxカーネルを作った
今日(米国時間4/16)サンフランシスコで行われた小規模なプレスイベントでMicrosoft は、マイコンを使用するデバイスを対象とする、安全なエンドツーエンドIoTプロダクトのローンチを発表した。それらは、小型で消費電力の少ないマイコン(micro control unit, MCU)を使って最小限のコントロールやネットへの接続を行うデバイスだ。そのようなデバイスは、玩具や家庭用品、産業向けアプリケーションなど、さまざまなところで使われているが、頻繁なアップデートは行われず、セキュリティに不安のあるものが多い。 続きを読む
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Windows 10のCreators Update配布開始は遅れる――重大バグ発見との情報
昨日配布が開始されるはずだったWindows 10 Spring Creators Updateがまだやって来ないのはどうしたわけかといぶかっている読者も多いだろう。どうやら、かなり長く待つことになりそうだ。Windows CentralのZac Bowdenの記事によれば、Microsoft が今回のアップデートに重大なバグを発見したため、リリースは「2、3週間遅れる」可能性があるという。 続きを読む
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Skypeの通話をコンテンツにできる(録画、ストリーミング、他での利用、等)モード登場
Microsoftはポッドキャストやビデオの人気に乗じて、コンテンツの作者にとってのSkypeの魅力を高めようとしている。同社が今テストしている“Skype for Content Creators”というモードでは、今使っているSkypeそのものの能力で、通話中にビデオなどのコンテンツを入れたり、あるいは逆に通話を録音録画できる。また、通話中のビデオや音声をライブでストリーミングしたり、ほかのアプリケーションにインポートして編集しポストする、などのことができる。 続きを読む
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Windows 3.0のFile ManagerがオープンソースになりWindows 10でコンパイルできる
Microsoftが1990年代のFile Manager(ファイルマネージャー)のソースコードを公開した。Windows 3.0の上でわれわれ全員がドラッグしたりドロップしたりした、あれだ。コードはGithub上で入手でき、Windows 10でコンパイルできる。 続きを読む
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Microsoftがオンライン学習にAI上級コースとソフトウェア開発入門を新たに加える
Microsoftが今日(米国時間4/2)、デベロッパーのためのオンライン教育プログラムに二つの新しいコースを加えた。ソフトウェア開発入門コースと、機械学習の知識を増やしたいと願っている中級以上のデベロッパーのためのAIコースだ。 続きを読む
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Microsoft Azureのアベイラビリティゾーンがやっとアベイラブルになった
どのクラウドを使う場合でも、あなたのアプリケーションの可利用性を高く維持するためには、そのアプリケーションとデータを物理的に異なる複数のリージョンに置きたいだろう。そうしないと、ひとつのリージョンがダウンするとアプリケーションもダウンする。しかし大手のクラウドプラットホームはすべて、ひとつのリージョン内に‘アベイラビリティーゾーン(availability zone)’という概念を設けて、アプリケーションを同じリージョン内の二つのデータセンターでホストするオプションを提供している。すべて、と言ったが、Azureの… 続きを読む
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マイクロソフト、利用規約改訂で攻撃的コンテンツや発言を禁止へ
CSOOnlineの報道によると、Microsoft は同社サービス上で攻撃的発言を禁止する方法を検討している。対象となるプラットフォームにはSkype、Xboxのほか、なぜかOfficeも含まれている。記事に取り上げられているMicrosoftの新しい利用規約には、ユーザーに「各種サービスを利用して不適切なコンテンツや資料(ヌード、残虐性、ポルノ、攻撃的言語、露骨な暴力、犯罪行為等)」を共有することを許さない」と記されている。つまり、ゲーム「オーバーウォッチ」で子供に罵詈雑言を浴びせるとXbox Liveのメンバー資格を失うことになるか… 続きを読む
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Apple、Google、Microsoftの教育市場への取り組み
本日(米国時間3月27日)シカゴで開催されたAppleのイベントは、教室向けの新しいハードウェアとソフトウェアを発表しただけではなく、自らを教育における主要プレーヤーとして誇らしく再表明するものだった。このカテゴリは、Appleの戦略の中で長い間その中心を占めてきたものだ。Steve Jobsが近しく愛し続けてきたものである。 80年代に子供時代を過ごした人ならばAppleの重要性を認めないわけにはいかない。Appleのコンピューターは全米のコンピューター教室の中心に置かれていたのだ。クリエイターを支える企業にとっては常にお似合いの代物だ… 続きを読む
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マイクロソフト、時価総額1兆ドルを示唆する推奨コメントで株価8%アップ
月曜日(米国時間3/26)、貿易摩擦の緊張が和らいだあと、ダウ平均は669ポイントの急上昇を見せ先週の低迷状態から抜け出した。 続きを読む
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Microsoft、Windows 10のアクセシビリティー機能を大幅に強化
Microsoftは、Windows 10に視覚障害者向けの新機能を数多く追加する計画を今日(米国時間3/19)のブログ記事で発表した。Windows 10の次期バージョンに追加される機能の中で特に目立つのが「簡単操作」設定パネルの変更だ。 続きを読む
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政府系顧客の獲得を目指すMicrosoftがAzure StackとAzure Governmentを統合へ
政府系クライアントの増加策としてMicrosoftは、同社のハイブリッドクラウドプラットホームAzure Stackを本年半ばにAzure Governmentと統合する、と発表した。Azure Stackにより政府諸機関はAzureのクラウドコンピューティングプラットホームを各自のプライベートサーバー上で動かせるようになり、Microsoftの各種クラウドサービスにもアクセスできる。これによりクライアントは機密データをより容易に保護できるようになり、それにはオンプレミスのサーバーに保存されるべき秘密情報も含まれ、そしてデータをめぐる規制へ… 続きを読む
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Spotifyの求人情報に同社「初のハードウェア製品」のヒント
これまでSpotifyは、Spotify Connectプラットフォームを通じて長年様々なハードウェアメーカーと提携することで満足してきた。つながるスピーカーやモバイル端末、AV機器などを、誰でもSpotifyスピーカーに変えることを可能にするためのしくみだ。しかし、最新の求人情報によると、同社自身がハードウェアを作ろうとしていて、そのための人材を探しているらしい。 続きを読む
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Microsoftから799ドルのノート――手頃価格のSurface Laptopを発見
クリスマスから新年にかけての商戦も一段落した2月だが、今週Microsoftストアのコンピューターにいくつか新しい構成が登場した。Surfaceのエントリーモデルの価格が引き下げられたのは無風状態のコマースを活気づけるのによい方法だろう。 続きを読む
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MicrosoftがクラウドゲーミングサービスのPlayFabを買収しAzureに統合
GAFAM(Google、Apple、Facebook、Amazon、Microsoft)によるオンラインゲーム制圧の最新章で、MicrosoftがPlayFabを買収した。これは開発者たちに簡単なバックエンドサービスを提供し、タイトルの立ち上げを素早く行えるようにするサービスだ。スタートアップはMicrosoftのAzureゲームグループに統合される予定である。 シアトルに本拠を置くこのスタートアップは、投資家から約1300万ドルの資金を調達していた。契約条件は明らかにされていない。 「AzureとPlayFabは、ゲーム業界向けインテ… 続きを読む
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Microsoftが量子コンピューティング開発キットのプレビューをリリース
Microsoftは9月のIgniteカンファレンスで、量子コンピューティングへの進出の意思を明らかにした。そして今日同社はその歩みの一歩として、量子コンピューティング開発キットのプレビューをリリースした。 このキットには、Q#言語とそのコンパイラーやライブラリ、量子コンピューティングのローカルなシミュレーター、量子トレースシミュレーター、Visual Studioのエクステンションなど、デベロッパーが手始めに必要とするものがすべて含まれている。 続きを読む
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HeptioとMicrosoftが共同でKubernetesのバックアップ/災害復旧ソリューションに取り組む
オープンソースのツールKubernetesがコンテナオーケストレーションのデファクトスタンダードになるにつれて、当然ながらそのまわりには、さまざまな新進企業からなるエコシステムが形成されてきた。Heptioもそういう企業のひとつだが、創業者がKubernetesの協同ファウンダー(Joe BedaとCraig McLuckie)であることがとくに関心を招(よ)んでいる。そのHeptioが今日(米国時間12/7)、この夏ローンチした同社のHeptio ArkプロジェクトでMicrosoftと協働する、と発表した。 続きを読む
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Microsoftがレドモンドの本社の拡張と現代化の計画を発表、地域社会との融和を目指す
Microsoftが、ワシントン州レドモンドの本社の現代化を目的とする大規模な拡張計画を発表した。 同じくワシントン州に本社を置く巨大テクノロジー企業Amazonは、新しい場所に第二の本社を置こうとしているが、Microsoftは、“住み慣れた自分の家で”成長すべく、今の場所をそのまま利用する。現在のレドモンド・キャンパスには125の建物があり、およそ48000名が働いているが、拡張計画ではさらに8000名を増やし、また景観を重視した要素も導入する。 続きを読む