Publishing

  • Amazon、Hachetteの著者に「交渉が決着するまでeブック売上の100%を支払う」と提案

    Amazon、Hachetteの著者に「交渉が決着するまでeブック売上の100%を支払う」と提案

    AmazonはHachetteとの戦争が長引く中で新しい手を打ってきた。New York Timesによれば、AmazonのKindleコンテンツ担当副社長、DavidNaggarはHachetteの一部の著者に向けて「交渉が決着するまで売上の100%を著者に払う」と提案するメールを送ったという。このメールはAmazonの宿敵、AuthorsGuildにも転送された。 Naggarのメールにはこうある。 続きを読む

  • eブックの価格と販売量を分析する―英米で大きな傾向の相違があった

    eブックの価格と販売量を分析する―英米で大きな傾向の相違があった

    編集部:この記事は本の比較サイト、LuzmeのファウンダーRachel Willmerの寄稿 読者はeブックにいくらなら払ってよいと考えているだろうか? 9.99ドル? 0.99ドル? 逆に売る立場だったらどうだろう?  昨年、Luzmeは大量のeブックの販売データを入手して分析を試みた。以下に私が興味を感じた結果を紹介したい。決して包括的な分析ではないが、議論を始める材料になるのではないかと期待している。 対象はAmazonで2013年にLuzmeを経由して販売されたAmazonのeブックの実際の価格である。 続きを読む

  • 独立系書店がカムバック中―町の本屋を殺したのはそもそもAmazonではない

    独立系書店がカムバック中―町の本屋を殺したのはそもそもAmazonではない

    一見不思議なことが起きている。独立系の書店がカムバックしつつある。その理由が興味深い。電子書籍の台頭が書店に打撃を与えたという話は毎日うんざりするほど見聞きする。しかしここでは別の要素が働いているようなのだ。 下のグラフはAmerican Booksellers Associationのデータなので独立系書店だけの動向を見るにはやや不向きだが、全体像を理解するには便利だ。過去10年間でみると、2005年くらいまで独立系書店は憂慮すべきスピードで減少を続けた。ところがその後減少は底を打ち、やがて上向きになって、2010年ごろから増加に転じてい… 続きを読む

  • KindleのDRMを1ページずつ外していくレゴ・ロボット

    KindleのDRMを1ページずつ外していくレゴ・ロボット

    「レゴを通じて体制に抵抗する」シリーズの新しい事例として、われわれはKindle本を1ページずつめくり、コンピューターにeインク画面の写真を撮るよう指示してOCR処理を行い、完全DRMフリーのテキストを作るロボットを紹介する。早い話、これは知能的複写機であり、理論的には、完全に合法だ。 続きを読む

  • Amazon、独自のコミック出版、Jet Cityをローンチ―ニール・ステーヴンスンやジョージ・R・R・マーティンが参加

    Amazon、独自のコミック出版、Jet Cityをローンチ―ニール・ステーヴンスンやジョージ・R・R・マーティンが参加

    Amazonが今度はMarvelとDCに挑戦するようだ。今日(米国時間7/9)、Amazonはコミック専門の新しいインプリント〔出版事業のブランド〕をローンチするとプレスリリースで発表した。 ブランド名はJet City Comicsで、ニール・スティーヴンソン(Neal Stephenson)のSymposiumが最初の出版物となる。今年中にジョージ・R・R・マーティン(George R. R. Martin)原作のコミックも刊行される。また2014年にはディストピアものSFのWoolがグラフィックノベルとしてシリーズ化される。 続きを読む

  • 2013年の出版はこうなる―7つの予測(当たって欲しくないものもある)

    2013年の出版はこうなる―7つの予測(当たって欲しくないものもある)

    Newsweekの印刷版の廃刊に続いてSpin Magazine’sの印刷版も発行を停止した。世界中で無数の新聞や雑誌が発行を停止している。出版、とくにニュース部門の状況はバラ色とはとうてい言えない状況だ。 何世紀も続いてきたこの情報伝達手法、つまり出版社がコンテンツを絶対的に管理し、印刷されたページで流通させるというビジネスモデルは崩壊しつつある。その代わりに現れてきたのは、編集者、出版社、印刷会社などの制約を受けにくく、より分散的な、いわば群集による出版だ。 それは必ずしも悪いことではない。これまでならまず出版される可能性が… 続きを読む

  • Newsweek、今年いっぱいで印刷版を廃止―「デジタル・プラットフォームの普及と印刷版広告の不振のため」

    Newsweek、今年いっぱいで印刷版を廃止―「デジタル・プラットフォームの普及と印刷版広告の不振のため」

    1933年の創刊で、現在アメリカを代表するニュース週刊誌のひとつであるNewsweekが今日、2013年が始まると同時に完全デジタル化すると発表した。したがって2012年12月31日発行の号が印刷版の最終となる。同時にNewsweekは“NewsweekGlobalと改名され、ウェブとモバイル・アプリを通じて配信される。 Newsweekの編集長、Tina Brownと新しいCEO、Baba Shettyは連名でメモを発表した。このメモは2年前にNewsweekを合併したThe Daily Beastのウェブサイトに掲載された。Th… 続きを読む

  • アメリカでついにeブックの売上がハードカバー書籍を抜く

    アメリカでついにeブックの売上がハードカバー書籍を抜く

    Association of American Publishers(アメリカ出版社協会)が今日(米国時間6/15)発表した数字によると、ついにeブックの売上がハードカバーの書籍を上回った。1〜5月で、2012年はeブックの売上が2億8230万ドルに対し、ハードカバーは2億2960万ドルだった。前年同期ではeブックが2億2040万ドル、ハードカバーが2億2350万ドルだった。 ハードカバーの唯一の成長部門は青少年児童で、売上は1億8770万ドルに上昇、児童のeブックは2011年の390万ドルから6430万ドルへと急増した。 eブックの浸食は、衰… 続きを読む

  • 米司法省、Appleと大手出版社を電子書籍販売のエージェンシー・モデルで訴追(一部は即時和解)

    米司法省、Appleと大手出版社を電子書籍販売のエージェンシー・モデルで訴追(一部は即時和解)

    アメリカ司法省はAppleと大手出版社のHachette、HarperCollins、Macmillan、Penguin、Simon & Schusterを電子書籍の反トラスト法違反の疑いで正式に訴追した。司法省はこれらの企業が価格決定および販売において不公正な方法で共謀したとしている。 Appleが電子書籍の販売にあたっていわゆる「エージェンシー・モデル」を採用して以来、司法省は1年にわたってこの件を調査してきた。Appleのエージェンシー・モデルとは出版社側が価格を設定し、Appleがその30%を手数料として徴収するという仕組だ… 続きを読む

  • 最大手出版社Random Houseが図書館向けeブックの価格を3倍に–それは必要悪か?

    最大手出版社Random Houseが図書館向けeブックの価格を3倍に–それは必要悪か?

    一般書籍としては世界最大の出版社Random Houseが、図書館へのeブックの売り方を変えた。とくに大きな変更は、多くの本の価格を3倍にしたことだ。全国の図書館が、不満を表明している。 発表があったのは1か月前で、もうすぐ値上げすると言っていた。多くが大幅値上げを覚悟したが、人気のあるジャンルや書籍は一律に最大で300%の値上げとなる。25ドル未満のeブックはなくなり、よく知られている本の中には100ドルを超えてしまうものもある。 続きを読む

  • Amazon、独自出版事業を着々拡大中―SF、ホラー、ファンタジーの47Northブランドをスタート

    Amazon、独自出版事業を着々拡大中―SF、ホラー、ファンタジーの47Northブランドをスタート

    今日(米国時間10/11)、Amazonは独自の出版事業、Amazon Imprintに7番目の部門をスタートさせた。47Northブランドは、SF、ホラー、ファンタジーを専門に出版していく。 現在Amazonが運営中の他の出版事業部はAmazon Encore、AmazonCrossing、 The Domino Project、Montlake Romance、 Thomas & Mercer、the New York imprintだ。 47Northという一風変わった名前はAmazonが本社を置くシアトル市が北緯47度であることから取ったという。… 続きを読む

  • ちょっと憂鬱な予言―紙の出版の未来はこうなる…

    ちょっと憂鬱な予言―紙の出版の未来はこうなる…

    AmazonのAndroidタブレット、Kindle Fireの発表を明日に控えて、出版業界が向こう10年かそこらの間にどう変わるかSF小説風に想像してみるのも面白いのではないかと考えた。 私はもちろんeブックの強力な支持者である。しかし同時にこれまで何度も書いてきたように、紙の本や雑誌も愛している。だが私の見るところ、紙の出版物はこの先10年以上生き延びることは―少なくとも大半の先進国においては―難しそうだ。 周知のとおり、現在eブックの売上はすでにハードカバーを抜いている。出版社はeブックの販売部数を伝統的な書店での販売部数とならんで誇… 続きを読む

  • コラボ出版の「WEbook」、最新投資ラウンドで$5M調達

    コラボ出版の「WEbook」、最新投資ラウンドで$5M調達

    WEbookが$5M(500万ドル)の資金調達を完了した。リードしたのはWEbookの新投資主Vertex Venture Capitalおよび既存投資主Greylock Partners Israel。本ラウンドには匿名のエンジェル投資家8人も出資に加わった。 WEbookはサイト利用者(著者、作家、読者)が書籍執筆を共同作業で行うオンラインのプラットフォーム。2008年4月のローンチ以来、何千人という書き手と編集者、イラストレータ、読者がWEbookのサービスに加わり、 同社のサイトではショートからノンフィクションまで様々なジャンルの計1万5… 続きを読む