量子コンピュータ(用語)
量子コンピュータに関連する記事一覧
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IonQがIBMの量子コンピュータ開発キット「Qiskit」をサポート
先にSPACを通じて上場したイオントラップによる量子コンピューティング企業のIonQが米国時間4月12日、同社の量子コンピューティングプラットフォームをオープンソースのソフトウェア開発キットであるQiskitと統合すると発表した。つまりQiskitのユーザーはコードに大きな変更を加えることなく、自分のプログラムをIonQのプラットフォームに持ち込むことができる。 続きを読む
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IBMが量子コンピュータQuantum System Oneを初めて民間の医療機関に導入
IBMは、近年、同社製のQuantum System One(クアンタム・システム・ワン)を世界各地に設置してきたが、米国時間3月30日、Cleveland Clinicとの新しい10年間パートナーシップ契約により、米国の民間セクターとしては初めてとなる設置を発表した。 続きを読む
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IBMが量子コンピュータの開発者認定を開始
IBMは米国時間3月29日、量子コンピュータのプログラミングに関する初の開発者認定を開始すると発表した。正式名称「IBM Quantum Developer Certification(IBM量子開発者認定)」は、当然ながら、IBM自身のソフトウェアツール、特に量子コンピュータ用のSDK(ソフトウェア開発キット)である「Qiskit」に焦点を当てている。 続きを読む
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「量子ネイティブ」育成に向けた「Q-LEAP 量子技術教育プログラム」公式サイトが公開
「Q-LEAP 量子技術教育(QEd)プログラム」は3月25日、公式サイトを公開した。同サイトは、経済・社会的な重要課題に対し、量子科学技術(光・量子技術)を駆使して、非連続的な解決(Quantum leap)を目指す文部科学省・研究開発プログラム「光・量子飛躍フラッグシッププログラム」(Q-LEAP)において採択された人材育成プログラムのひとつとして運営されている。研究開発課題名は「量子技術教育のためのオンラインコース・サマースクール開発プログラム」で、研究開発代表者は野口篤史准教授(東京大学総合文化研究科)。 続きを読む
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日本IBMが量子コンピューター「IBM Q」を神奈川県・かわさき新産業創造センターに設置、2021年中に稼働
日本アイ・ビー・エム(日本IBM)は3月23日、東京大学とIBMによる「Japan IBM Quantum Partnership」で表明していた「IBM Quantum System One」の国内設置拠点について、「新川崎・創造のもり かわさき新産業創造センター」(KBIC)に決定したと発表した。稼働開始は2021年中を予定。 続きを読む
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マイクロソフトの量子計算機プラットフォーム「Azure Quantum」がパブリックプレビューに
Microsoftは米国時間2月1日、Honeywell Quantum Solutions、IonQ、1QBitといったパートナーが提供する量子ハードウェアとソフトウェアツールを利用するためのクラウドベースプラットフォーム「Azure Quantum」がパブリックプレビューに入ったと発表した。 続きを読む
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blueqatとコーセーが量子コンピューティング活用し化粧品の製品特徴分布を多次元解析する独自アルゴリズム開発
コーセーは12月17日、blueqat(旧社名:MDR)と共同で、ハイブリッド量子コンピューティング技術を応用して化粧品の製品特徴の分布を解析する独自アルゴリズムを開発し、特許出願を行ったと発表した。 続きを読む
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最優秀者は東大・長吉博成氏、日本IBMが量子コンピューターの競技プログラミングコンテストの結果発表
日本IBMは、11月9日から11月30日までの3週間にわたり開催した、量子コンピューターの競技型プログラミング・コンテスト「IBM Quantum Challenge」(The Quantum Challenge Fall 2020)の結果を発表した。東京大学工学部物理工学科の長吉博成氏が、全問クリアに加えて、最後の問題を解く際に最も低い量子コストを達成し優勝者となった。 続きを読む
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量子コンピュータースタートアップIonQが2023年にラックマウント型を発売予定
量子コンピューティングのスタートアップIonQ(イオンキュー)は12月9日、今後数年間のロードマップを発表した。9月のIBM(アイビーエム)からの同様の動きに続くものだが、その内容は控えめに言っても、かなり意欲的なものだ。 続きを読む
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IPAが量子コンピューティング普及に向け「量子アニーリング・イジングマシンプログラミング実践講座」開催
IPA(独立行政法人情報処理推進機構)は11月13日、量子コンピューティング技術の普及・啓発を目的に「量子アニーリング・イジングマシンプログラミング実践講座」を全3回の日程で開催すると明らかにした。定員は20名。定員を上回る応募があった場合は抽選となり、抽選結果は12月3日18:00までに連絡を行う。申し込みはconnpassより行える。 続きを読む
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IBMが量子コンピューターの競技型オンライン・プログラミング・コンテスト開催、慶応大とコラボ
IBMは11月2日、慶應義塾大学量子コンピューティングセンターとのコラボレーションのもと、量子コンピューターの競技型オンライン・プログラミング・コンテスト「IBM Quantum Challenge」を開催すると発表した。期間は日本時間11月9日9時から3週間(11月30日午前8時59分59秒まで)。 続きを読む
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エー・スター・クォンタムが3億円調達、量子コンピューター活用TV広告枠マーケシステム実装に向け電通と提携
量子コンピューターのソフトウェア開発を手がけるエー・スター・クォンタムは11月2日、第三者割当増資として、シリーズA総額3億円の資金調達を実施したと発表した。また、電通と量子コンピューターを活用したテレビ広告枠の組み合わせ最適化と運用の高速化により、新たなマーケティングソリューションの開発・実装を目指すため業務提携を締結したと明らかにした。 続きを読む
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QunaSysが量子コンピューター向け量子計算クラウド「QunaSys Qamuy」プライベートβ提供
量子コンピューターのアプリケーション開発に取り組むQunaSys(キュナシス)は10月20日、量子コンピューター上で量子化学計算を行うためのクラウドサービス「QunaSys Qamuy」のプライベート・ベータ版を提供開始した。プライベート・ベータ版提供を通じて国内外ユーザー企業からのフィードバックを獲得し、研究開発方針に随時反映を行うことで、開発成果の社会実装を加速する。 続きを読む
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東芝が量子暗号通信システム事業を2020年度第4四半期から開始、2035年度に市場の約1/4獲得目指す
東芝は10月19日、国内外での量子暗号通信システム(QKD。Quantum Key Distribution)のプラットフォームの提供およびシステムインテグレーション事業を2020年度第4四半期から順次開始すると発表した。 続きを読む
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凸版印刷・NICT・QunaSys・QunaSys・ISARAが量子セキュアクラウド技術の確立で連携
凸版印刷、情報通信研究機構(NICT)、QunaSys、ISARAは10月19日、高度な情報処理と安全なデータ流通・保管・利活用を可能とする量子セキュアクラウド技術の確立に向け4社連携を開始すると発表した。2025年に限定的な実用化を、2030年にサービス化を目指す。 続きを読む
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グルーヴノーツとキユーピーが量子コンピューティング技術活用の製造ライン「シフト最適化」開始
量子コンピューター関連ビジネスを手がけるグルーヴノーツは10月9日、キユーピーの惣菜工場において、量子コンピューティング技術を活用した製造ラインのシフト最適化プロジェクトを本格開始したと発表した。 続きを読む
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ケンブリッジ大学の量子フォトニクス研究のスピンオフ「Nu Quantum」がシード資金を調達、商用技術のデモを目指す
個々の光子を高い信頼性で送出、検知できる素子が必要とされるようになっているが、こうした分野を専門として成果を上げている企業は世界的にも数少ない。その1つがNu Quantumだ。 続きを読む
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D-Waveが5000量子ビット超の量子コンピュータAdvantageシステムを発表
D-Waveは米国時間9月29日、新しい量子コンピュータ「Advantage」を発表した。この新システムは、5000量子ビット(Qubit、キュービット)以上と15ウェイ量子接続の能力を備え、同社のクラウドコンピューティングプラットフォーム「Leap」で利用できるようになる。 続きを読む
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IBMが量子ロードマップを公開、2023年には1000量子ビットマシンを実現へ
IBMは本日、初めて同社の量子コンピューティングハードウェア開発に向けたロードマップを発表した。ここで把握すべきことはたくさんあるが、短期的に最も重要な情報は、同社が2023年末までに1000量子ビット(Qubit)以上(約10~50論理量子ビット)の量子プロセッサーを構築するということだ。 続きを読む
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「あと5年でデスクトップ型量子コンピューターが登場する」と量子コンピューター企業CEOが発言
本日、TechCrunch Disrupt 2020にて、量子コンピューター系スタートアップのリーダー3名が、TechCrunch編集者Frederic Lardinoisの座談会に出席し話し合った。そこでIonQのCEO権社長であるピーター・チャップマン氏は、今からわずか5年でデスクトップ型の量子コンピューターを実現できると発言した。 続きを読む